カテゴリー: イベント報告

  • マスタード作り体験~大人の味体験感想~

    マスタード作り体験~大人の味体験感想~

    大人の味、マスタード作り には、お子さんを含め た 方に、参加していただき、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
    からしなの魅力(春の味と花)に加え、マスタードの魅力 を 確信しました。

    (皆様のご感想)

    • マスタードをつくったのは、たのしかったけれど。食べてみたら、すべてすっぱかったから、おうちでつくりときは、きをつけてやろうと思った。
    • 家に持ち帰って、また家族で作って楽しめるので良かったです。
    • マスタードがどの様に作れるのか、想像もしていなかったので、意外な作り方を体験出来て良かったです。
    • マスタード作りは、案外予想以上に、皆さん楽しんでいました。
    • マスタードも熟成の大切さが理解体験でき、マスタードが身近になりました。
    • 試食でいただいた完成品のマスタード、美味しかったです。
    • 今日作ったマスタードの完成がとても楽しみです。ありがとうございました。
    • 面白い企画だと、思いました。
    • 何が主たる目的なのか、良く分からなかった。
    • 下準備、ご苦労様でした。ありがとうございました。
    • 試食時に作ったマスタードは、本物の味が判らないため、塩味が濃いものになった。(こんな味になりますと言う物を示してほしい)
    • 1か月以上の瓶詰めしたものは、美味しくいただきました。この味を目指してみたいと思いました。
    • マスタードが手軽に美味しく作れることが分かり、驚きました。
    • 身近な場所で栽培したカラシナで作れることも、分かり面白かったです。
    • とても美味しかったです。ありがとうございます。
  • NPO法人「真砂山FUNクラブ」主催「10キロウオーク」

    NPO法人「真砂山FUNクラブ」主催「10キロウオーク」

    秋空のもと村松地区内10キロを歩き、地域の魅力を再発見!!

    NPO法人「真砂山FUNクラブ」主催「10キロウオーク」

     令和3年11月28日(日)、私たちNPO法人「真砂山FUNクラブ」主催のイベント、「10キロウオーク」が行われました。
     当法人は,「地域の財産である歴史や自然、科学に根差した魅力と夢が連なる村松地区」の魅力を、多くの人たちに伝えることを活動目的の一つにしていますが,今回の10キロウオークは、令和4年度に開催予定の「ロゲイニング大会」のコース確認のために行ったものです。
     この日は、子どもさん2人を含む20人が参加し、村松地区内の約10キロのコースを、約3時間かけて、ゆっくりと回りました。

    NPO法人「真砂山FUNクラブ」主催「10キロウオーク」

     参加者は、マスク着用や手指消毒など、コロナ対策に万全を期した上で、午前9時に村松コミセンに集合。井坂理事長の「ゆっくり歩くことを通して、この素晴らしい村松地区の魅力を再発見してほしい」「次年度のロゲイニング大会にも、ぜひ参加してほしい」とのあいさつの後、
    天神山(茨城県一低い山)→真崎古墳群→阿漕ヶ浦→村松晴嵐の碑→八間(はちけん)道路→村松海岸→村松大神宮→村松山虚空蔵堂 のコースを、地区内の美しい風景や参加者同士の会話を楽しみながら巡りました。
     天神山や、真崎古墳群,阿漕ヶ浦公園などのポイントでは、会員や参加者から,その場所の特徴・魅力や活動の内容などについての「熱い」説明もあり、参加者は耳を傾けていました。

    参加者からは、
    「この地区をこんなにゆっくり歩いて周ったのは初めてです」
    「里山と田園がとても美しく、どこかの観光地のよう。こんな素敵な場所が東海村にあるなんて!」
    「ロゲイニング大会にはぜひ参加したいと思いますが、ミニマラソン大会や、トレイルランニング大会の場所としても、絶好のロケーションだと思います」

    といった声が聞かれました。

    NPO法人「真砂山FUNクラブ」主催「10キロウオーク」

     なお、この日は,ケーブルテレビJWAYの番組、「ふぉとまち~あなたと一期一笑~」の収録で、俳優の賀集利樹さんがお見えになり、取材を受けるという、嬉しいサプライズも!
    賀集さんからは、井坂理事長や参加者へのインタビューが行われたほか、参加者全員で、賀集さんと記念写真も撮らせていただきました!(賀集さん、JWAYの皆さん、ありがとうございました!)。

     当法人が次年度に予定している「ロゲイニング大会」は、仲間と一緒にポイントを回り、ゴールまでの「早さ」ではなく「点数」を競う競技。競技を通して、地域の魅力の再発見、健康づくり、子どもから高齢者までのふれあいなどが図れることも、大きな魅力になっています。
    実施時期や内容が決定し次第、当ホームパージでご案内させていただきますので、ぜひご参加くださいますようお願いします。

    私たちNPO法人「真砂山FUNクラブ」は、今後も地域の様々な人たちと連携しながら、地区内の素晴らしい地域資源を守り育てる活動、地区の素晴らしさを多くの人たちに伝える活動を推進していきます。

    ※「10キロウオーク」の模様は、東海村の広報紙,広報「とうかい」(令和4年1月10日号)にも掲載いただいています。こちらもご覧ください。

    NPO法人「真砂山FUNクラブ」主催「10キロウオーク」
  • 砂防林の歴史を学ぶ

    砂防林の歴史を学ぶ

    村松海岸砂防林造成の歴史

     東海村の住民は古来から大変な苦労をして、強い海風から東海村を守ってきました。地域の宝である村松海岸砂防林の歴史を学ぶ中央公民館講座「村松海岸砂防林造成の歴史」を、秋晴れとなった令和3年10月9日(土),東海村船場の中央公民館において受講してきました。講師は,東海村文化財保護審議会の萩谷信輝さん。萩谷さんは,約1時間半にわたり,村松海岸の砂防林の歴史について,約20名の聴講者に分かりやすく説明していただきました。
     講演では,
     〇東海村では,古来から強い海風(北東風)により,砂や塩が吹き付け,住民は大変な苦労をしていたこと,
    〇村松コミュニティセンター付近は,江戸時代初期に多くの黒松が植林され,大切に保存されていたこと,また,水戸藩第9代藩主の徳川が,天保4年(1833年),白砂青松の村松海岸を「水戸八景」の一つ「村松晴嵐」として選定したこと(松が多かったことは,「」という小字名として,今に残っている),
     〇大勝年(1918年),旧村松村村長が,飛砂や潮風による農作物被害を何とかしようと,茨城県知事に砂防工事を願い出,同年,「村松村国有林」が国の「海岸砂防試験地」として,全国5ヶ所の試験地の一つとして選定されたこと,
     〇植林を指導したのは,河田 杰(まさる)博士であり,博士は,村松山虚空蔵堂前の「梅原屋旅館」に投宿,想像以上の強風と飛砂に悩みながらも,人口砂丘を作って地形を整理しながら,今では「茨城方式」と呼ばれる苗木の植え付け手法を編み出し,昭和28年(1953年)までの35年間にわたり,地元の住民らとともに植林作業に従事し,成果を上げたこと,
     〇地元民により「愛林組合」が組織され,組合の献身的な活動により,これまで黒松林が維持されてきたこと(現在,愛林組合の活動は一時停止中),
     〇「白砂青松」の村松海岸は,近郷近在からの「十三参り」などの参拝者で賑わっており,参拝時には村松海岸で弁当を広げる多くの人々の姿が見られたものだが,開発や松枯れにより,このような原風景は失われてしまったこと,
     〇我々には,「松林」「砂浜」という貴重な財産を,その歴史を含めて子々孫々まで語り継いでいく責任があるとともに,関係者が一丸となって,白砂青松の見事な海岸を取り戻す努力をする必要があること,
     などが,熱く語られました。
    講演会には,ボランティアとして,村松海岸の清掃作業や,自然保護活動などに尽力している人も多く参加しており,萩谷先生の話に熱心に耳を傾け,メモを取る姿が見られました。
    講演後,萩谷先生とあいさつした井坂理事長は,「先生には,『大空マルシェ』の際に,大変なお力添えをいただきました。今日のお話も大変勉強になりました。我々は,『地域魅力が連なる村松地区』を目指して設立されたNPO法人ですが,村松海岸も活動のフィールドに据えています。我々としても,先人のご苦労に想いを致しながら,また,先生の『現在は過去の延長線上にある』という今日の言葉を忘れずに,海岸の黒松やスカシユリの保護育成活動,清掃活動を,先生を始め多くの人たちと連携しながら進めていきたいです」と語りました。 (富田浩文様 記載)