豊岡海岸プラごみクリームアップ大作戦(4月17日)

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NPO法人「真砂山FUNクラブ」の会員も参加
「プラごみクリーンアップ大作戦in豊岡海岸」

令和4年4月17日(日)午前8時30分から、豊岡海岸及び久慈川河口において、「とうかい環境村民会議自然共生社会部会」主催のクリーン作戦、「プラごみクリーンアップ大作戦in豊岡海岸」が行われ、村内の様々な組織・団体・事業所から、100人を超える人たちが参加。もちろん、私たちNPO法人「真砂山FUNクラブ」のメンバーも参加しました。

この日はとても気持ちの良い晴天。当初の予定日は前日の16日(土)でしたが、台風通過の影響で「波浪警報」が出されていたため、主催者が参加者の安全などを考慮し、1日順延したものです。

冒頭のあいさつで、主催者である「とうかい環境村民会議自然共生社会部会」部会長の戸川隆さんは、「我々は里山づくりなど、豊かな自然を残そうと活動している団体です。2年ほど前から『プラごみが流れ着いて、海岸が汚い』との声を聴き、クリーン作戦を企画しましたが、コロナ禍で延期せざるを得ませんでした。今日は100人超の人たちが集まってくださり、大変心強いです。しかし、我々の活動は自然が相手。『今日やれば終わり』ではありません。普段から問題意識を持っていただきたいし、今日の活動が、活動継続の一助となれば幸いです」などとあいさつ。

また、来賓として出席された山田修東海村長は、「企画してくださった村民会議の皆様や参加してくださった皆様に感謝します。特に、今日は事業所の皆様が多数参加されており、非常にありがたいですし、住民にとっても心強い限り。今日はごみ拾いですが、環境問題は『地球温暖化』の問題から、『食品ロス』の問題まで幅広く、しかも生活に密着しています。海岸に流れ着いたごみも、『我々が生活に使ったものが、巡り巡ってここに来ている』ということを、一人ひとりに気づいてもらい、実際に活動に参加していただきたい。そのためには、情報発信が大切です。ぜひ、今日参加された方は、それぞれのSNSで、活動の様子を発信してください」などと呼びかけました。

このあと、軍手と2種類のごみ袋の支給を受けた参加者は、豊岡海岸や久慈川河口に分散し、「青色の袋」には燃えるごみを、「緑色の袋」には燃えないごみを回収。中には、すぐに袋がいっぱいになり、2回も3回もごみ袋を受け取りに来る参加者の姿も見られました。

そして、約2時間後。プラスチックごみを中心に、写真のような大量のごみが収集されました。参加者は、お茶を飲みながら、「いやあ、出たねえ(集まったねえ)」「やっぱりペットボトルが多いですね」「次回は流木も拾いましょう」などと話していました。

※この日支給されたペットボトルのお茶は、「とうかい環境村民会議」の主催らしく、プラスチックごみの削減を目的とした「ラベルレス」でした!

「自然豊かな環境を、一人ひとりが力を合わせて守り育てたい」との想いで行われた今回のクリーン作戦。実施に当たって、「様々な団体や他イベントとの協力体制の構築」を意識されたことも、とても素晴らしかったと思います。このようなイベントに参加でき、私たちも大変嬉しかったですし、また、今後活動をしていく上で、大変勉強になりました。ありがとうございます。


私たち、NPO法人「真砂山FUNクラブ」では、令和4年度の事業として、「村松海岸の清掃作業」を予定しています。村松海岸にも、ペットボトルやトレーなど多くのプラスチックごみが漂着しており、私たちNPOや地域の個人ボランティアの皆さんが地道な清掃活動を行っていますが、小さな活動には限界が…。村松地区内にある、豊かな自然や文化を学びながら、ごみを拾うイベントを、多くの人たちと連携して行いたいと考えていますので、その際には、ぜひご協力をお願いします!


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